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あなたのくらしの医・食・住を一流専門家の知識で豊かにする「くらしプラス」、
今回のテーマは「撃退!夏のむくみ」です。
<監修いただいたドクター>
・東京警察病院 形成外科 澤田彰史先生
・北青山Dクリニック 院長 阿保義久先生
・五味クリニック 院長 五味常明先生
・イシハラクリニック 副院長 石原新菜先生
冬のイメージが強い“むくみ”ですが、阿保ドクターによると、「夏の暑さ」によって血管が膨張し、それにより血流の勢いが鈍くなり、血管から水分が染み出しやすくなるそうです。さらに追い討ちをかけるのは、大量の汗で、汗とともに体内の水分代謝を調整する様々な物質が流れ出てしまうこともむくみやすくなる原因と言えるそうです。
ドクターによるとむくみが生み出す臭いは、汗や雑菌による「足の臭い」とは別で、『疲労臭』と呼ばれ、アンモニアが混ざっているそうです。
むくみの原因でもある血流が鈍った状態では、アンモニアなどの老廃物が分解しきれず体内に拡散し、やがて重力の関係で足に蓄積し、それが疲労臭となって臭うんだそうです。
ドクターによると、「アゴの下・二の腕・お腹」の3か所は、重力の関係で水分がたまりやすい場所でもあるそうです。足以外がむくみやすい人の特徴は“冷え性”で、毛細血管の血流が悪いので水分循環がうまくいかず、足以外でもむくみを起こしやすいそうです。
全身のむくみを放っておけば、血流がさらに悪化し、代謝そのものが下がって、夏太りの原因になると考えられるそうです。
ドクターによると、体内の水分調整を行う特に重要な成分であるカリウムは水溶性で、汗とともに排出されやすい性質を持っており、大量の汗をかく夏場は不足しがちなので、夏こそしっかりと摂取することがむくみ予防に大切だそうです。
<材料>
・あずき 50g
・水 400ml
<作り方>
(1)あずき50gを水洗いし、キッチンペーパーで軽く水気をとる
(2)水気をとったあずきを、アルミホイルの上に重ならないように並べて、
1000wのトースターで5分加熱する
(3)加熱したあずきと、水400mlを器に入れ、ラップをかけて
500wの電子レンジで10分加熱して完成です
ドクターによると、人の体の水分回収の9割は静脈が担っているので、この静脈の血流をアップさせることがむくみ解消に大事と考えられるそうです。
(1)椅子に座って、かかとを20回、上げたり下げたりする。
※ふくらはぎを動かすことで、静脈の血液を上へと引き上げる効果が期待できる
(2)椅子に座ったまま、足を左右あわせて20回、交互に前へけり出す。
※下半身で一番大きい筋肉である大腿四頭筋を使って、さらに静脈の血を上に引き上げる
(3)胸を膨らませることを意識しながら、深呼吸をゆっくりと数回行う。
※ふくらはぎや太ももの筋肉で上に上げられた血液を、呼吸による横隔膜の動きで
心臓にさらに引き上げる
☆つまり、「ふくらはぎ」「太もも」「横隔膜」の3つの動きで、静脈の血液を3段階で押し上げ心臓に戻します。これにより、静脈の血流をアップさせ、むくみの原因である水分を取り除くと言われています。
※無理のない範囲で行って下さい。体調に不安のある方は医師にご相談下さい。